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結婚には向いていない、一人でいるべきな人とは?「この声をきみに」第3話より

夫婦のこと

NHKドラマ10「この声をきみに」の中で、印象的な場面があったのでメモメモします。

 

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「その煩わしさが嫌なら、ひとりでいるべきよ」

妻から離婚を言い渡されている穂波(竹野内豊)が通っている朗読教室で、京子先生(麻生久美子)と朗読の練習をしている場面。

穂波はふと、京子先生に聞いてみます。

「先生、こういうことはあるだろうか。一度は愛した人の声が、二度と聞きたくないほど耳障りになることが」

それに対し京子先生は「わりとよくあることでしょうね」と答えました。

 

それを聞き穂波は、ゆっくりと、結婚生活の中で感じてきた自分の心のうちを話し始めます。

結婚して子供が産まれ、嬉しかったもののどう接していいのかわからなかったこと。自分は結婚に向いてないんじゃないかと感じていたこと。愛してはいたが、毎日文句ばかり口にする妻の声が嫌だったこと。

 

穂波の想いはこうです。

家事をしなくて何が悪い。僕は外で働き、家族はその収入で暮らす。それの何がいけないんだ!

それとも、家事や子育てに感謝しているとか、愛しているとか、毎日毎日そんな薄っぺらな言葉でも吐いてればよかったのか!?

 

すると京子先生は「きっと、そうですね」と答え、

その煩わしさが嫌なら、ひとりでいるべきよ、一生。

と言うのでした。

 

結婚当初の「前提」はグラつく

愛しているなら愛していると、感謝しているなら感謝していると、きちんと言葉で伝えることは大事だと思う。言葉にしないと、何を考えてるのか伝わらない。当たり前だけど。

言葉にしなくてもわかるでしょ!ていう人もいますが、言葉にすることが大事だと思うのです。愛していることくらいわかるでしょ!じゃなくて、ちゃんと言ってほしい。

 

夫婦関係が悪くなってくると、初めに持っていた「前提」はグラついてきます。

「結婚したのは愛しているから」という前提があるうちは、言葉で「愛してるよ」て言わなくてもそれを信じることができる。だって、結婚してる事実があるから。

だけど、すれ違いや夫婦喧嘩などで少しずつその前提はグラついてくるもの。グラついてしまうと、結婚している事実は「愛している」の証明にはならない

ただ、最初の最初の小さな歪みのうちに修正しておくことで、大きな亀裂は避けることができると思う。その修正こそが、毎日の言葉かけなのではないでしょうか。

(ただし、言葉だけでなく行動が一致していることが大事)

 

夫はよく「働いて稼いだお金を全額家に入れていることは、愛情表現以外のなにものでもないでしょ!」と言います。

でも、私はそうは感じません。

収入を家に入れてくれることは、私にとっては愛しているの証明にはなっていないのです。

 

当たり前のことほど言葉で伝える努力を

私もそうですが、付き合いが長くなればなるほど、当たり前のことは言わなくなります。

愛しているということ。
感謝しているということ。
心配しているということ。
想っているということ。

当たり前であることほど、きちんと言葉で伝えているか意識していきたいと思います。きっとそれが、夫婦関係を良好に保つことにつながるから。

それを煩わしいと感じてしまうような人は、京子先生が言うように「一生ひとりでいるべき人」。結婚には向いてない人なのかもしれません。

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