突然、これまでの出来事がフラッシュバックして、当時の辛い感情を再び味わうことがあります。
特にこの問題に関しては今でも解決できていないので、なんでなんだろう…どうしてこんなことしたんだろう…どんな気持ちで…とグルングルンと考えてしまいます。
このことは心に秘めているので、夫と話し合うことはできません。
打ち明けたとしても、たぶん本音は話さない。いや、話せない?いや、話したとしても、私がそれを信用できない。たぶんね。
先日もぼやーっと思い出してしまい、それについての情報をネットで集めてしまい、ひとりで勝手に深ーい深ーい海の底に沈んでいってしまいました。
そこには光は届きません。悲しみや苦しみといった、負の感情しかありません。
過去は変えられない、なかったことにはならない
よく、過去は変えられないと言いますよね。起こってしまったことは仕方がないから、そこにとらわれずに未来を見ていこうよ!という前向きなメッセージとしてよく聞きます。
辛くなったときはよくこの言葉を思い出して、何度も自分に言い聞かせてきました。
これをそのまま、別の意味として夫に言いたい。
過去は変えられない。起こってしまったことはなくならない。どんなに時間が過ぎようとも、あの事実が消えてなくなることはない。ないんです。
私は未来を見ていこうと決めました。
変えられないことにとらわれても、時間の無駄だと教えてもらったからね。
そうはいっても、事実が消えてなくなるわけではないので、私の心の奥深くにそれは「ある」。普段はその存在をうまく消していても、何かのきっかけで、いや、きっかけがなくても、ふと影をあらわす。
私はその影を見て見ぬふりができなくて、ついつい自分で覗いてしまうのだ。
そしてまた、深ーい深ーい暗闇の中へと沈んで…
このしこりは夫といる限り、たぶん一生消えてなくなることはないんだと思う。
たとえ私にも非があったのだとしてもね。
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