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ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』心に残った名言まとめ

TBS系の火曜ドラマ枠(2016年10月11日~12月20日)で放送された『逃げるは恥だが役に立つ』は、心に刺さる台詞がたっぷりのドラマでした。

そんな逃げ恥の名言を、一挙ご紹介します。

 

結婚って何のメリットがあるんだろう?今まで自分ひとりで決められたことが、双方の同意がなければできなくなる。面倒が増えるだけじゃないかな。

キミのことは好きだし、一緒にいるぶんには楽しい。じゃあキミはさ、なくても困らないものをわざわざ買う?

by 風見(第1話)

 

お互いにただひとりの相手がいるっていうことは、誰からも選ばれない人生より素敵じゃない。

by ゆりちゃん(第1話)

 

こんなことなら深く考えず、さっさと結婚しとけばよかった。未婚よりバツイチの方が生きやすかったって思うんだよね。

この歳まで一人だとさ、何が原因だとか他の人に詮索されるし。

by ゆりちゃん(第1話)

 

やってらんないっしょ、浮気してる男の下着洗ったり飯作ったり。今までだってありがとうの一言だってないのよ、当然って顔で。

それでもひたすらあの男の世話をしてきた3年間、なんだったの!

3年仕事したらキャリアが残る。でも、主婦の3年は離婚したら何も残らない。

by やっさん(第1話)

 

誰かに選んでほしい。ここにいていいんだって、認めてほしい。

それは贅沢なんだろうか。

みんな、誰かに必要とされたくて。でもうまくいかなくて。いろんな気持ちをちょっとずつ諦めて、泣きたい気持ちを笑い飛ばして。そうやって生きているのかもしれない。

by みくり(第1話)

 

ハンガリーにこういう言葉があります。『逃げるのは恥。だけど役に立つ』。

後ろ向きな選択だっていいじゃないか。恥ずかしい選択だったとしても生きぬくことの方が大切で、その点においては異論も反論も認めない。

by ひらまさ(第2話)

 

職場→家庭、従業員→妻、雇用主→夫に置き換えて…

職場というものは、従業員だけの努力じゃままなりません。雇用する側も努力しないと。

僕は雇用主として、みくりさんの働きやすい環境を提供したいと思っています。もし何か気になることがあったら、遠慮せずなんでも言ってください。

by ひらまさ(第2話)

 

年をとるとさぁ、むなしいこともいっぱいあるけど、楽しいこともいっぱい覚えるんだ。

by ゆりちゃん(第3話)

 

人を好きになるのってさぁ、不安になるのよね。自分が自分じゃなくなって足元がぐらぐらして。ゆだねられないうちに、どこへも行けなくなるんだわ。

by ゆりちゃん(第4話)

 

仕事だけが人生じゃない。ほどほどの仕事でも、食ってけりゃそれでいいじゃない。

by 沼田さん(第6話)

 

人生が予定通りにいくなのら、私は27歳で結婚していました。おこごとおばさんやセクハラおばさんになる運命など誰が想像したでしょうか。いいですか。思いもよらないことが起こるのが人生です。

by ゆりちゃん(第4話)

 

人間は悲しいかな、見返りが欲しくなってしまう生き物なんだよ。特に恋愛に関しては。

自分が相手にかけた愛情と同等の愛情が返ってこないと、人は不安になる。愛情がもらえなくても同等の見返りがあれば納得できることもある。お金だとか、生活の安定だとか。

でもね、思いが強いほど次第に耐えられなくなるんだ。俺ばっかり、私ばっかりが積もりに積もって、関係は終わりを迎える。

by Barのマスター(第6話)

 

自分が幸せじゃないと、人を幸せにできないよ

by みくりの兄・ちがや(第8話)

 

愛してるわよ、お互いに努力して。無償の愛なんて注げないわよ、他人なんだし。

運命の相手ってよくいうけど、私そんなのいないと思うのよ。運命の相手に、するの。意思がなきゃ続かないのは、仕事も家庭も同じじゃないかな。

by お母さん(第8話)

 

風見さんが中学時代の失恋を振り返っての言葉。

初めてできた彼女は地味な女の子で、当時モテていた自分と一緒にいるのが辛いと振られた。そのときのことを思い出しての言葉。

彼女が自信を持てないことは、彼女の問題なのに。あなたにどれだけ拒絶されても、大好きだよって、言ってあげればよかったんでしょうか。向こうは僕の気持ちなんて考えちゃいないのに。自分ばかり見ている彼女に、何を言えばよかったのでしょう。

by 風見さん(第8話)

 

誰かを誠実に愛し続けることは、ものすごく大変なことなのかもしれない。人の気持ちは変えられないけれど、人生のハンドルを握るのは、自分自身。

by みくり(第8話)

 

あなたが思ってるより、ずーっと遠くまで行けるのよ。

by ゆりちゃん(第8話)

 

自分の気持ちを因数分解してみたんです。余計なことを取っ払って、最後に何が残るか。仕事とか収入とか、自分のやりたいこととか、なりたい自分とか。

…中略…

このまま立山で、市議会議員になろうかと。同い年の議員の女性に会って、そういう人生もありかなって。そう考えたら、気が楽になりました。他の道もあるんだから、今の道で失敗してもいいやって。

…中略…

全部取っ払った答えがそれです。

by みくり(第8話)

 

私の場合はみくりがいたからね。娘がいる気分を味わえちゃったのよね。最高よ、責任取らないでひたすら可愛がるだけ。

でもそのかわり、深い喜びは知らないのかもしれない。

誰もが全てのことを深く知るのって無理だと思わない?誰かが知っていることを誰かは知らなくて、そうやって世界は回っているんじゃないかしら。

by ゆりちゃん(第9話)

 

逃げてもいい。恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切で。その点においては、異論も反論も認めない。

だけど、ここはダメだ。大切な人から逃げてはダメだ。失いたくないのなら、どんなにカッコ悪くても、無様でも。

by ひらまさ(第10話)

 

風見さんて、ロマンチストですよね。心で繋がりたいんじゃないですか?見た目じゃなく、自分自身を見てほしい。

じゃあ自分は、そのガンガン来る女性の内面を見ることができているのかどうか。一度のぞいてみてはどうですか?

by みくり(第10話)

 

結婚って安全装置みたいなところがあるよね。どっちかに何かあったとき、一人では大変でも、二人いればなんとかなる。生きぬくためのひとつの知恵、みたいな。

by 日野さん(第10話)

 

壁の外に、こんな世界があったとは。

by ひらまさ(第10話)

 

できないと思っていたことが、できる。ひとつずつ世界が広がる。仕事を失っても穏やかでいられるのは、今ここにある世界を信じられるからだ。

みくりさんがいてよかった。

by ひらまさ(第10話)

 

どんなに奇妙な関係でも、意思があれば続いていく。どちらかが変えたいと願わない限り。バランスを崩さない限り。いつまでも続けていける。

by みくり(第10話)

 

みくりさんは、僕と結婚したくないということでしょうか?僕のことが好きではないということですか?

by ひらまさ(第10話)

 

それは、好きの搾取です。好きならば、愛があればなんだってできるだろって。そんなことでいいんでしょうか。私、森山みくりは、愛情の搾取に断固として反対します。

by みくり(第10話)

 

一度出てしまった言葉は、感じてしまったモヤモヤは、なかったことにはできない。お互いに。

by みくり(最終話)

 

好きの搾取。そう言われてドキッとした。心のどこかで、自分を好きならば当然、提案を受け入れてくれるものだと思っていた。

いつのまに僕は、こんなに思い上がってしまったのか。

by ひらまさ(最終話)

 

余裕がないと、途端に本性が顔を出す。生意気で、偉そうで、小賢しいみくりが。私は、自分が嫌いだ。自尊感情が低いのは、私の方だ。

ひらまささんが愛したのは、家事を完ぺきにこなす、いつも笑顔で優しい理想の妻で、お米ひとつでひどい態度をとる女じゃない。

選ばれたくて、認めてほしくて。なのに、なりたい自分からどんどん遠ざかる。

by みくり

 

みくりさんが閉じたシャッターは、いつか、僕が閉じたものと同じかもしれない。だとしたら、僕は、開け方を知っている。何度も何度も飽きれるほど、見捨てずにノックしてくれたのは、他の誰でもない、みくりさんだ。

by ひらまさ(最終話)

 

うまくいかないとき、待っていてくれる人、信じてくれる人。見失っちゃいけない。立て直そう、ひとつひとつ。立て直そう、ゆっくりでも。

by みくり(最終話)

 

以上。

落ち込んだときは、この言葉たちに力をもらいたいです。

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