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浮気されて学べたことはあるけれど、浮気されて良かったと思ったことは一度もない。

夕陽の中のカップル 夫婦のこと

「浮気されて学べたこともあるから、浮気されてよかったのかもしれない」

こう考える人は珍しいのかもしれないけれど、ほんとにたまにこの境地までたどり着いている人をお見かけします。

でも私はこうは思えない。発覚からずいぶんと時間が経ち、自分の悪かったところも見つめられるようにはなりましたが、全然思える気配すらありません。

 

先日、松坂桃李くんと山本美月ちゃんのドラマ『パーフェクト・ワールド』の第4話を見ました。

障害を負って車椅子生活10年の鮎川くん(松坂桃李)と高校の同級生つぐみちゃん(山本美月)の純愛ドラマですが、鮎川くんの障害との向き合い方が私の浮気問題とリンクし、とても印象に残りました。

 

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ドラマ『パーフェクト・ワールド』で印象に残ったセリフ

第4話で、鮎川くんはこんなふうに言っています。

「俺だって障害受容なんて出来ていません。好きでこんなもん(車椅子)乗ってるわけじゃない。歩けるものなら歩きたいです。障害を負ったからこそ学べたことは山ほどあります。でもだからって、障害者で良かったなんて思ったことは一度もない。なんで自分だけこんな目にって今でも思うし、できることなら、障害なんかない人生を送りたかった。それが本音です」

 

私はこれを聞いて、【障害】を【浮気】に変えて共感。そのまま同じことを思っています。

浮気されたことで学べたこと気づけたことはたくさんある。でもだからって、浮気されて良かったなんて思ったことは一度もない。なんで自分だけこんな目にって今でも思うし、できることなら、浮気なんかない人生を送りたかった。

 

別にね、浮気されなくても学べたかもしれないじゃん。気づけたかもしれないじゃん。できることなら、こんな苦しい経験なんかしたくない。学べたことがあっても、その代償は大きいんですよね。

人を信用できなくなり、幸せな家庭・夫婦が在ると思えなくなった。男はみんな浮気をし、みんな嘘をついていると思うようになった。

世の中に純愛なんて存在しない。夫との幸せな過去まですべてが怪しく思え、夫婦なのに被害者加害者の関係となり、恨む気持ちや許せない気持ちに心が支配されるようになった。

これはごく一部。まだまだ汚い気持ちは山ほどある。失ったものも大きくて、この先純粋な心を取り戻せるのかどうか…

浮気なんかされずに、自分の心が綺麗なままの方がよかった。そうじゃない?

 

鮎川くんの「障害」の乗り越え方

ドラマの鮎川くんは障害をどう乗り越えているのか。この先のセリフはこう続きました。

障害受容なんて一生出来なくてもいいよ。ただ何かひとつでも、誰かの役に立ってるって思えることがあれば、毎日臆されずに生きていけるんじゃないか?

 

健常者へのコンプレックスは一生捨てられない。だけど、同じようにハンディキャップ背負っている人の役に立てたときは、この仕事やっててよかったと思える。

鮎川くんにとって、障害を持っている自分だからこそできることもあると実感できることが、人生を生きていく力になっているんですね。

 

私も同じようなもの。浮気された経験が誰かの役に立てたなら少しは救われるんじゃないか。そう思い、こうしてブログをやっています。

サレて終わりだなんて悔しいじゃん。傷ついただけなんて悔しいじゃん。どうせならこの経験を利用してやろうじゃないか!

そのなかでいつか、「いろいろあったけど、苦しい思いもしたけれど、こうして人のお役に立つこともでき、夫婦関係を見つめ直すきっかけにもなったから、この経験もあって、、よかったのかな?」て控えめにでも思えるようになったら、それはもう、私の勝ちじゃないですか?

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