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順風満帆な人生なんてない。絶望を知っていることは強みになる!ドラマ「陸王」第9話より

ドラマ・映画・歌

役所広司さん主演のTBS系日曜劇場「陸王」を毎週楽しみに見ています♡

第9話の放送で心に残った名言があったので、ブログにメモしておきますよ!

 

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「陸王」第9話の心に響いた場面

経営難の老舗足袋会社「こはぜ屋」の宮沢社長(役所広司)と、そのこはぜ屋に買収話を持ち掛けたアメリカの大手アパレルメーカー「フェリックス」の御園社長(松岡修造)。

宮沢社長は御園社長がどういう人間なのか知るためにネットでその経歴を調べると、絵にかいたような成功者であることが分かりました。

しかし、実際に話をしてみるとそれは勘違いで、何度も挫折をした経験があることを知るのです。

 

御園社長は若いころ、アメリカのアパレル企業に勤めていた。

入社して10年がむしゃらに働きチーフマネージャーになったが、あるときその会社は買収され、子会社であるスーパーマーケットに出向させられたのだという。

アパレルの仕事に未練のあった彼は会社を辞め、妻がデザインしたバッグを製造・販売する会社を起業。ところが、最初は上手くいっていた事業は最終的には失敗、借金だけが残った。

そんなあるとき、巨大ハリケーンが発生し妻を亡くしたという。

「私は全てを失った」

人生終わったと一度は思ったが、知人のサポートを得て再チャレンジをし、今の成功を掴んだのだ。

 

彼はこう言います。

順風満帆な人生なんてありませんよ。だけど私には、全てを失った経験がある。絶望を知っていることが、私の最大の強みなんです。

 

人生に絶望を感じていました

私にとって、結婚してからの日々は幸せとはいえませんでした。長いこと、人生どん底だという気持ちで生きていました。

新卒で入った会社を辞め、住み慣れた街を離れ、人間関係も変わり。

結婚してすぐは「失ったものはない」と思っていたものの、夫婦仲が最大級に悪くなった時期には、「私は全てを失った」と思うようになっていました。

仕事も、スキルも、キャリアも、若ささえ無くした今、どう自立すればいいのかと悲観し、人生終わったと本気で思ってた。未来に全く希望が持てず、絶望を感じていたのです。

 

そんな状態から、同じような経験をしている人のブログに癒され、自分だけじゃないと励まされたことで、少し前を向けるようになり。

そうすると今度は、心理学や人間の本質、男女の違いについての本やネット記事など、もっと前向きなものを読めるようになり、スピリチュアルカウンセリングを受けるなど、何かしらの行動ができるようになり。

幸せを感じることができなかった私が、幸せになる方法を考えるようになりました。

 

ドラマの中で御園社長はこうも言っています。

決して忘れられない、忘れてはいけない私の原点です。

壁にぶつかったとき「フェリックス」という名は、運命に挑戦し勝ち抜くための、何か怒りのようなものを掻き立ててくれる。

それが私の原動力です。

 

「フェリックス」とは、妻の命を奪ったハリケーンの名前だそうです。御園社長の原点は、そこ。今の成功は、そのときの絶望から始まっている。彼の行動の原動力は、その絶望にこそあるのです。

ここに通じるところが私にもあり、なにか共感できるものがありました。だから心がじわーんとしたのだと思います。

 

夫婦関係のこと、パートナーシップのことを真剣に考え学ぶようになったのは、結婚生活がどん底だったから。自分の幸せについて考えるようになったのは、人生に絶望した経験があったから。

今でもどきどき「もう嫌だ・・・」て思うことはある。不安にもなる。苦しくも、辛くもなる。選択肢から外したとはいえ、まだまだ離婚がよぎる。迷う。これでいいのかと悩む。

 

それでも、希望が持てたり前を向くことができるのは、あの苦しかった時期があったから。

「ここから抜け出したい!」
「あそこには戻りたくない!」
「幸せになりたい!」

それが私の原動力なのかもしれません。

 

ドラマ「陸王」で松岡修造さんはなかなかの名演技でした。心の熱い彼が本当に大好きなのですが、演技もできるんですね!

次回、いよいよ最終回!楽しみです♡

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