ささいなことでイライラしたり、漠然とした不安が押し寄せて、不機嫌になることがあります。そんなとき、自分で自分のごきげんをうまく取れるといいのですが、まだまだ上手にできません。
表情が暗くなったり、大きなため息をついたり、家事がおろそかになったり。
私の場合、その根本的な原因が「夫婦問題」なので、どこかしら夫に対して冷たくなってしまうこともあります。申し訳ないけど。
先日、そんないつもと違う私を見て、夫が「どうしたの?」と声をかけてくれました。
具体的に何か原因があってのことではないので、返事としては「なんでもないよ~」て感じになったのですが、たったそれだけのことで、私の心はものすごく軽くなったのを感じました。
気にかけてもらえていると実感できると救われる
一番いいのは、モヤッとしていることを聞いてもらえることです。
でもそうでなくても「気にかけてもらえている」と感じることができたなら、それだけで救われるものなんですね。
「どうしたの?」というたったそれだけの言葉で心のモヤがとけたのは、夫が私の変化に気づいてくれたことが伝わって、そこに何かしらのアクションを起こしてくれたからだと思います。
妻の機嫌が悪い・・・
そんなとき「なるだけかかわらないようにしよう」「そっとしておこう」と放置する男性もいるでしょう。
でも私は聞いてほしい!気付いてほしい!そう思います。
聞いてもらってスッキリしたいというよりは、単純にうれしいのです。
嬉しかったことには感謝しよう
夫に「どうしたの?」と言われて心が軽くなったわけですが、私はそれを夫には伝えませんでした。
あとから考えると、これは失敗だったなーって思います。
してもらって嬉しかったこと、ありがたかったことには、きちんと「ありがとう」と伝えなければ、相手には何も伝わりません。
あのとき「何でもないよ」という返事だけでなく、「気にかけてくれてありがとう」とか「うれしかったよ」「気持ちが軽くなったよ」など伝えていたのなら、夫は自分の行動が、妻にとってうれしいものだったんだな~と学習したかもしれません。
そして「自分が認められた」「頼りになったんだな」など、夫の自信につながったかもしれません。
ありがとうの言葉で、私の愛を感じてくれたかもしれません。
してもらうことばかりを考えていては、夫婦関係はよくならないのは当たり前ですよね。
もらったものは返す。お互いに、与え合う。
たぶんそうやって、愛や信頼関係は深まっていくのかもしれませんね。
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